毎日あちこちにシッティング業務に行っておりますが、みんなすごいね・・・抜け毛・・・。
なでなでしたら、しっぽ元に毛が溜まり、遊んだら床にコロコロと毛だまりが転がっています!
(西部劇に出てくる、枯れ草の玉?みたいなのに似てるよね)

猫を飼うというのは、抜け毛との闘い!いや、共存?!
被毛の定期的なケアは、ねこちゃんの健康を保つだけでなく、アレルギーの観点からも人間側にも必要なお世話になります。
ぜひ日々のスキンシップの中にブラシでのケアを取り入れていきましょう!

長毛と短毛では、使いやすいブラシが違うので、ちょっとご紹介してみようと思います!
若いと抜けない?猫ちゃんの抜け毛事情
子猫~2歳くらいの若い猫ちゃんは、実はあまり毛が抜けません。そして、毛づくろいが上手な子、下手な子、まったくしない子(笑)…いろんな子がいますね~。
毛づくろいをよくするタイプの子は、年中ツヤツヤ・サラサラです!そのため、ブラッシング自体を飼い主さんがする必要を感じない猫ちゃんも見受けられます。
逆に、毛繕い苦手な子はゴワゴワで…あまり毛玉を吐くことも少ないかもしれません。



毛玉を吐く、吐かないについては、うんちと共に排出するのが上手なタイプと定期的に吐いて出すタイプがいますよ!


ただ、年齢を重ねていくと、抜け毛はかならず増えていきますし、体を触られることに慣れさせることは、爪切りや診察、投薬などへの拒否感を減らすことにもつながります。定期的なブラッシングによって、中長毛~長毛の猫ちゃんは毛玉を予防し、余計な嘔吐を減らす効果も。
ねこちゃんの体に触れながら、スキンシップとしてのブラッシングをすることで、血行を促進し、健康チェックにも役立ちます。
抜け毛は少なくても、できるだけ子猫のうちからブラッシングを毎日のケアに取り入れていくといいでしょう。我が家は、ブラッシングのついでに足の裏を見せてもらったり、爪や歯を見せてもらったり。慣れてきたらそのままの流れで爪切りや歯磨きチャレンジをしています。体のあちこちを触られる訓練は、医療にかかったときのことを考えてのことです。
うちの子はあまりブラッシング好きじゃなくて~と、お打ち合わせ時におっしゃる飼い主さまも多いですが、ブラシも猫ちゃんの大きさや毛の長さ、質、性格によってさまざま。好きなブラシに出会うまで、いろんな種類を試してみる価値ありです!
仕事柄いろんなご家庭で、いろんなタイプのブラシを見ますので、少しご紹介していきたいと思います。
長毛の猫ちゃんにおすすめブラシ
いわずと知れた、ファミネーター(長毛用大きいサイズ)↓




うちの猫はブラッシング嫌いタイプなんですが、怠るとすぐに毛玉が…。ファーミネーターの大サイズでブラッシングをすると、死に毛(アンダーコート)が本当によく取れる!中長毛っ子にファーミネーターを使うときの注意点としては、ブラッシングスタート時はあまりアンダーコートがどんどん取れる!って感じではなく、毛をしばらく梳かしていると、後半どんどん毛が湧いてくる・・・みたいになります。あきらめずに優しく続けることが大切。
我が家のファーミネーターは、ちょっとお安い並行輸入品のなんですが、正規品と特に変わりない感じです。
ドギーマンにも似た商品が出ていて、こちらもつくりは同じだし、金額的にも優しい…。違いがあるとしたら、ファーミネーターのほうには、ワンプッシュで毛がブラシから落ちるボタンがあるのに対し、ドギーマンの商品にはないですね。でも、先頭のブラシが外せるので、手で持って細かい箇所をブラッシングできる気がします!





ファーミネーター系はサイズはもちろんのこと、長毛用・短毛用など細かく種類が分かれているから、猫ちゃんに合ったものを選んでね!
長毛ちゃんの毎日ブラッシングには、コームタイプを使っているご家庭も多いです。
ノミ取りクシみたいなものではなく、こういった粗目と細目のハーフタイプが便利↓(安心の日本製)





長毛のもつれを日々梳かす感じで使っているご家庭が多数!これを日々しておかないと、あっという間にあちこちに毛玉が・・・
長毛の猫ちゃんにおすすめブラシ


まずは、ラバー系!猫雑誌のおまけにもたまにありますよね。
短毛種には、このラバー系がとてもマッチしているなと思います。マッサージ効果も高く、ラバーブラシ大好きな子は、お客にゃんの中にもたくさんいます!丸洗いできるのも、清潔を保つにはいいポイントですね。
ラバーの硬さが様々ですので、ハードタイプ、ソフトタイプの2種類は試していただきたい。
なかでも、このドギーマンの「ウルトラグルーマーミニ」は使いやすい!







取れた毛が、穴のあいたシート状になって、ペロっとブラシからはがれます。写真のころと、現行商品は色などが変更になったみたいです。
もうひとつ、ちょっとお値段が高いのですが…これいいなと思ったブラシ。


ZOOROの紹介ページの写真には、長毛の猫ちゃんも映っていますが、これは短毛のほうが向くと思います。木製の持ち手に、ごく短いコームが付いていて、なでるように猫ちゃんの肌の上を滑らせて使います。こんな短いコームなのになぜかしっかり取れる!


ボンとそのへんに置いておいても、インテリアの邪魔をせず、おしゃれなブラシ。
ミニサイズと大きいサイズがありますが、上の写真のは大きいほうになります。大きくても案外猫ちゃんも問題はありませんでした。脇の下など細かいところを攻めたいなら、ミニが便利です!


番外編


短毛・長毛どっちでも使えるタイプのものに、こういうグルーミンググローブもあるんですが、取った毛をグローブから除去するのに毛が舞う~
強めのスキンシップを楽しむ、スリゴロねこちゃんタイプには、いいのかもしれません。



わっしわっしと両手で撫でながら被毛ケアができます!
苦手なブラシはこれ!
猫ちゃんへの使い勝手とは違うんですが、ちょっと苦手なブラシがあります。
長方形の土台に持ち手が付いていて、柔らかく細い針金状のピンが並んだような、T字ブラシがあります。
これは、スリッカーブラシと呼ばれるものですが、わたしはこれがちょっとダメでして…。
猫ちゃんはこれが好きな子もいるんだけれど、ブラシ箇所に挟まった毛を指で取り除くとき、爪の間にピンブラシが刺さる!!地味に痛い!!古典的な拷問?!笑



なので、このタイプのブラシがシッター先にあった場合は、とても慎重になります。
よかったら、このページからAmazon、楽天など購入先に飛んでみてくださいね。



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